照ノ富士69年ぶり同一場所11連敗
「大相撲夏場所・13日目」(20日、両国国技館)
大関照ノ富士が大関琴奨菊に敗れ、大関としては69年ぶりとなる同一場所での11連敗を喫した。15日制定着後では初めての事態となった(いずれも不戦敗、休場を含まない場合)。
照ノ富士は初日、2日目は白星を挙げたものの、3日目の勢戦から黒星街道。この日も琴奨菊に懐に入られ、いいところなく寄り切られた。痛めている両膝の影響が考えられる。
相撲協会広報部によると、大関が11連敗したのは、47年11月場所に11戦全敗した名寄岩の例があるが、15日制が定着してからは例がないという。