「体操 NHK杯兼リオデジャネイロ五輪代表選考会・女子個人総合」(4日、代々木第一体育館)
女子個人総合が行われ、全日本優勝の村上茉愛(19)=日体大=は113・300点で2位に入り、リオ五輪代表候補に選出された。
村上は平均台で落下し右足を強打するアクシデントはあったが、直後に得意の床でH難度の大技・シリバスを決めるなど力強い演技を見せ、2位を確保。「優勝で代表に入りたかったけど、自分の演技ができた。1年間頑張って良かった。今日は人生で一番緊張した」と涙ぐんだ。
昨年の世界選手権個人総合6位入賞など、充実ぶりが光る19歳。「自分らしい、いい演技をしたい」と本番を見据えた。