全日本スキー連盟(SAJ)は27日、東京都内で臨時理事会を開き、未成年のスノーボード男子選手2人に競技者登録の無期限停止、強化指定取り消しなどの処分を決めた。日本オリンピック委員会(JOC)の強化指定も解除となる。ともに毛髪鑑定で大麻使用の痕跡が確認された。SAJとしては最も重い処分となったが、未成年のため氏名や年齢は非公表とした。JOCやスポーツ庁にも報告した。
2人は斜面に設置された障害物などを乗り越える際に繰り出す技で得点を競うスロープスタイルの選手。1月に2人が大麻を使用したとの情報提供を受けて調査を始めた。