2016.02.25

サクラセブンズ帰国　ジカ熱問題ない

拡大

　７人制ラグビーの女子日本代表「サクラセブンズ」が２５日、ブラジル遠征を終えて成田空港に帰国した。

　サンパウロでのワールドシリーズ第２戦ブラジル大会後は、リオデジャネイロで五輪会場の視察も行った。中村知春主将（２７）＝アルカス熊谷＝は「会場の芝生も踏んで、この時期に経験できたのは他国に対してアドバンテージになる」と成果を強調。街の雰囲気は日本に似ている部分もあったといい、「ヨーロッパとはまた違う。半年後に戻ってこれるのが楽しみ」と肩を回した。

　感染が不安視されるジカ熱対策には現地の虫よけ剤を使用し、ミーティングでは蚊取り線香をたいた。「誰も蚊に刺されていないし問題はない」と説明した。