豊ノ島、コメントで流行語大賞狙う

 大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関琴奨菊(31)=佐渡ケ嶽=に13日目、唯一の土をつけた親友の豊ノ島(時津風)が27日、公式ブログを更新し、その優勝に際してのコメントで流行語大賞を狙うと宣言した。

 琴奨菊の優勝を決めたあと花道で出迎えて抱き合った豊ノ島は、「優勝してくれて一番嬉しい人だし、優勝されて悔しい人」とコメントした。

 そして豊ノ島はブログで「ぶっちゃけこの言葉で流行語大賞狙ってます」とひそかな狙いを打ち明けた。

 豊ノ島は13日目、小学生時代からの友人で同期の琴奨菊と当たり、とったりで破って今場所初めての土をつけた。琴奨菊は支度部屋に戻ると「ああ、くそーっ」と風呂場で何度も絶叫。しかし翌日からは気を取り直し、ついに優勝を果たした。

 自らは三度目の殊勲賞に輝いた豊ノ島は、「今場所は一生、心に残るような場所になりました。小さい頃から切磋琢磨してきた大関・琴奨菊が優勝したからです!」と、改めて親友の快挙を喜んだ。

 そして「今回の大関の優勝でこれまで以上に優勝への意識が高まりいい刺激になりました!それは自分だけではなく周りの力士にもいえることだと思います!」と琴奨菊の優勝効果を明かし、「必ず自分も優勝賜杯の隣に家族をすわらせてあげたいと思います」と約束した。

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