卓球 水谷が史上最多タイ8度目V

優勝し喜びを爆発させる水谷隼=東京体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「卓球・全日本選手権」(17日、東京体育館)

 男子シングルス決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪代表候補に内定している水谷隼(26)=ビーコン・ラボ=が、張一博(30)=東京アート=に4-1で勝利し、3年連続、史上最多タイとなる8回目の優勝を果たした。

 男子エースが意地を見せた。リオ五輪代表候補の丹羽、吉村を破ってきた絶好調の張との決勝戦。第1ゲームを先取されたが、その後は4ゲームを連続で奪い返した。最後のポイントを奪うと、重圧から解放されたかのように両腕を突き上げ、後ろへ倒れ込み大の字になった。

 10大会連続で決勝に進出し、斎藤清に並ぶ8度目の日本一。「今までで一番自信のない大会で、不安だった。調子はよくなかったけど、決勝は自分のプレーが出せた」と胸の内を明かした。

 今夏には、リオ大会で3度目となる五輪に挑戦する。「(12年ロンドン五輪を控えた)4年前の全日本は6連覇を阻止されたけど、今回リベンジできた。いい流れで五輪を迎えられる」と胸を張った。

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