レスリング代表が年越し合宿で気合

 五輪イヤーの幕開けに、早速練習場のマットには汗の水たまりができた。レスリングの日本代表が1日未明、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで年越し合宿を行い、報道陣に公開した。8月にリオデジャネイロ五輪を控え、16年への年越しの際にはカウントダウンを行い「3、2、1、ハッピーオリンピックイヤー!!」と腕を突き上げて必勝を祈願した。

 インフルエンザで静養中の吉田沙保里、登坂絵莉らは欠席したが、男子フリー、グレコローマン、女子の計60人が参加し、約1時間半汗を流した。

 女子58キロ級で五輪4連覇を目指す伊調馨(31)=ALSOK=は「(年越し合宿は)4年に1度なので、五輪イヤーだなと思う。あと8カ月しかないので、納得できるレスリングができるようにしたい」と気合を入れた。

 男子フリースタイル74キロ級で、3月のアジア予選でリオ切符獲得を狙う高谷惣亮(26)=ALSOK=は「まずはアジア予選で出場枠を取って、リオで金メダルを取るという自分の中のストーリーは完成してる」と明言。風水にもハマっている男子エースは「さる年なので猿の置物を部屋に置きました。“まさる”ということで」と元旦から笑いを誘った。

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