競泳・萩野公介 新しい“相棒”に興奮

新しいゴーグルとキャップを試着する萩野公介
2枚

 競泳男子でロンドン五輪400メートル個人メドレー銅メダリストの萩野公介(21)=東洋大=が8日、都内で行われたミズノの新製品発表会に出席した。

 新たな“相棒”を手にし、来夏のリオデジャネイロ五輪へ盤石アピールだ。14年4月から契約しているミズノの製品開発に携わり、テストに参加しながらトップスイマーとしての意見を商品作りに生かした。

 特にゴーグルはレンズの周囲を特別素材のスタビライザーで覆う斬新なデザインとなっており、「見たことがないデザイン。フィット感がすごい」と大興奮。5月のジャパンオープンではゴーグルが外れるアクシデントに見舞われただけに「もう二度と外れることはないですね。僕は新しいもの好きなので楽しみです」と鼻息を荒くした。早ければ、来年1月の東京都選手権から着用する。

 6月に右肘を骨折し、20日開幕の東京スイミングセンター招待記録会で5カ月ぶりに実戦復帰するが、表情は明るい。「練習も積めているし、肘は問題ない。4日間で9種目に出るので体力の方が心配」。上半身が使えない間、下半身を鍛えていた好影響も明かす。「キックがよくなって、平泳ぎは前よりテクニックが上がっている」。ケガも癒え、新しい“相棒”も手にし、五輪シーズンへ憂いはない。

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