木村沙織“本気の短髪”で五輪切符祈願
22日に開幕するバレーボール女子W杯に向けて、日本代表メンバーが8日、明治神宮で必勝祈願を行った。2位までに入れば来年のリオデジャネイロ五輪出場権を得るだけに、主将の木村沙織(28)=東レ=は「リオ五輪の切符をとる!!!」と書いた絵馬を奉納した。
先月行われたワールドグランプリでは決勝リーグで5連敗。「あれでチームに危機感が生まれた」と気持ちを引き締め、「ディフェンスで世界一になれるように、もう一度徹底的に練習しています」と力を込めた。
帰国直後にはロングヘアをバッサリ切り、久々のショートヘアを披露。「特に意味はない。気分転換です」と本人は笑ったものの、眞鍋監督は「ここ1、2年調子が悪かったが、最近かなり良くなってきた。(髪型は)その表れ」と本気度に期待を込めた。「本当はオリンピックの前に切るって話だったけど」と“作戦変更”も明かした。
主将が1年前倒しで髪を切るほど、厳しい戦いが予想される。神への必勝祈願も済ませ、何としてもリオ切符をつかみ取る。