休場明けの鶴竜、白鵬と全勝守る
「大相撲名古屋場所・8日目」(19日、愛知県体育館)
春夏の2場所を連続で全休した東横綱鶴竜(29)=井筒=が、東前頭3枚目の勢(伊勢ノ海)を上手投げで下し、休場明けながら中日での勝ち越しを決めた。
鶴竜は立ち合いすぐに十分な態勢に持ち込んだが、勢の抵抗に遭った。最後は土俵際に詰め寄られ、やや強引な右からの上手投げを打って相手を転がし全勝を守った。
35度目の優勝を目指す横綱白鵬(30)=宮城野=も西前頭3枚目の魁聖(友綱)を寄り切りで下し8連勝。
八日目を終わり、全勝は白鵬、鶴竜の両横綱。1敗は平幕鏡桜、関脇栃煌山、大関照ノ富士の3人。
