国際陸連、仲裁裁判所に提訴 ロシア選手のドーピング処分不服

 【ロンドン共同】国際陸連(IAAF)は25日、ロシアの組織的なドーピング疑惑が指摘された問題でロシア反ドーピング機関が1月に決めた6選手の処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したと発表した。資格停止期間が意図的に選ばれ、五輪のメダル剥奪に影響しない決定などを問題視した。

 対象は2008年北京五輪20キロ競歩で金メダルを獲得した男子のワレリー・ボルチンや女子のオリガ・カニスキナに加え、12年ロンドン五輪男子50キロ競歩を制したセルゲイ・キルジャプキン、陸上女子3000メートル障害優勝のユリア・ザリポワら。

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