スキー複合の高橋大斗引退へ 冬季五輪3大会出場

 ノルディックスキー複合で日本代表のエースとして活躍し、2002年ソルトレークシティーから3大会連続で冬季五輪に出場した高橋大斗(土屋ホーム)が引退することが18日、関係者への取材で分かった。

 34歳の高橋は秋田県出身で、ワールドカップ(W杯)個人総合で3連覇した荻原健司の引退後、日本の複合陣を引っ張った。ソルトレークシティー五輪では個人スプリントで6位に入賞し、W杯では04年に日本勢として8季ぶりに優勝するなど通算2勝を挙げた。近年は不振が続き、一昨年にジャンプに転向していた。

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