柔道の講道学舎が閉塾式 古賀氏ら五輪王者も別れ惜しむ

 1992年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦、吉田秀彦氏ら多くの強豪を輩出した柔道私塾の「講道学舎」が7日、東京都世田谷区の道場で閉塾式を行い、両氏をはじめ約120人のOBらが別れを惜しんだ。

 75年創設の講道学舎は寄宿制の施設として全国の有望選手を東京・弦巻中と世田谷学園高に通わせ、一貫教育を行ってきた。最盛期の90年代前半には60人前後の生徒を抱えたが、支援企業が減って規模縮小を強いられた。2014年度は高校3年の坂東篤選手が唯一の塾生。通学先は6年前の入塾生から東京・日本学園中、高となり、近年は日体大などへの出稽古で鍛えていた。

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