体操の世界選手権(10月・南寧=中国)男子代表が2日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで試技会を報道陣に公開し、36年ぶりの優勝を目指す団体総合を想定した演技でエースの内村航平(コナミ)が6種目合計92・600点と抜群の安定感を発揮した。
白井健三(神奈川・岸根高)は床運動で16・300点、跳馬で15・300点と得意種目でチーム最高点をマークして存在感を示したが、亀山耕平(徳洲会)はあん馬で得点が伸びず、スペシャリストで明暗が分かれた。加藤凌平(順大)は右肘痛や疲労で精彩を欠いた。