大阪府東大阪市は3日、「近鉄花園ラグビー場」について、来年4月をめどに施設を無償で譲り受け、新しい名称を「東大阪市花園ラグビー場」とすることで近畿日本鉄道と基本合意した。
合意内容は、土地は施設の譲渡契約後に市が買い取ることや、主にラグビー競技の施設として使用することなど。議会で承認を得られた後に、市は施設の耐震診断を実施する。
花園ラグビー場は全国高校ラグビー大会が開かれるなど「ラガーマンの聖地」として知られる。同市は2019年に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の開催地として立候補する意向を示しており、ことし10月末までに表明する予定。