中京学院大・吉川 攻守で活躍を見せる
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「全日本大学野球選手権・1回戦、中京学院大2-0日本文理大」(6日、神宮球場)
神宮での開幕戦で、中京学院大のドラフト1位候補・吉川尚輝内野手(4年・中京)が攻守に躍動し、初戦を突破した。
初回1死三塁から「何としてでもバットに当てようと思った」と、追い込まれながらも123キロのスライダーを捉えた。打球はセンターの頭上を越える先制の適時三塁打に。「1本出て本当に良かった。昨日から緊張して寝付けなかったですけど」と言って笑った。
高校、大学を通じて初となる全国の舞台。守りでも再三の好守で打球を処理し、併殺プレーは計4つを数えた。「地方なので球場は土のグラウンドばかり。打球の回転とか難しかった」と人工芝グラウンドに戸惑いを見せながらも、ネット裏に集まった大勢のスカウトを前に輝きを放った。