マエケン、ブルーの新スパイクにご満悦

 ドジャースに入団した前田健太投手(27)が5日、都内でアンバサダー契約を結ぶ、ミズノの野球スパイクのフィッティングに臨んだ。今季からメジャーリーグで着用するスパイクを試し履きし、「日本のキャンプに参加していないのは不思議な感じだが、向こうで新しいチームメートに会うのが楽しみ」などと期待で胸を膨らませた。

 ドジャーブルーの青を基調にした新スパイクは、米国のマウンドを想定し、かかと部分が14ミリ高く、底は6ミリ厚くなった。前田は「硬いマウンドに合わせて歯を短めにしてほしい。あとは負担が軽減されるように」などと注文を出していたという。

 ミズノでこれまでも松井秀喜氏や元メジャーリーガーのチッパー・ジョーンズ氏らの靴も手がけてきた36年目のベテラン、春名明弘氏(59)とは、前田がメジャー移籍を視野に入れた3年前から研究準備してきたという。前田は「(メジャー経験者の)いろんな人の話を聞き、マウンドでの反発や負担を考え、短い歯でも(土を)かめてストップが利くように」と注文。「もともと軽いのは好きじゃない」と、重さ自体は日本で履いてきたものと同じ330~340グラムを保った。新スパイクではまた、底に三角形のスパイクを2カ所配置した従来型に加え、小さめのびょうを9本配置した新デザインも考案された。

 前田は「青のストライプは初めて。身長が高く見える?いいなあ。(報道陣に)どうですか?」と笑顔を見せながら、シャドーピッチングも披露。「向こうのマウンドに立ってから微調整していただければと思う。20日のキャンプインまでいつも通りの調整をしていく。今はやりたいことをやっているので充実してます。不安はあるが、チームメートとは英語でコミュニケーションを取っていきたい」などと抱負。宮崎・日南でキャンプ中の広島ナインに向けては「しんどいと思うけど頑張ってください。お互いがいい刺激にしましょう」とメッセージを送った。

 なお、この日はPL学園の先輩・清原和博容疑者(48)の逮捕に関する質問は、主催者側の意向を受けて自粛された。

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