ソフトバンク・工藤公康監督が5日、東京都内で行われた東京都高野連の指導者研修会で講演した。評論家時代の3年前からオファーを受けていたが、日本一に輝いた直後の今オフのタイミングで実現した。
選手をじっくりと観察し、しっかり対話することの重要性から、肩や肘など若年層の選手の健康にいかに留意すべきかにも言及。約350人の高校野球指導者に、1時間30分にわたって熱弁をふるった。
工藤監督は「選手に良くなってもらいたいという指導者の方もいると思う。(肩や肘の話なども)大事に思ってもらえたらうれしい」と、感想を話した。