工藤監督 重責負わせた内川胴上げ

笑顔で胴上げされるソフトバンク・内川聖一=ヤフオクドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「パCSファイナルS・第3戦、ソフトバンク3-1ロッテ」(16日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが3連勝し、レギュラーシーズン優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージと合わせて4勝となり、日本一となった昨年に続き2年連続16回目(前身球団含む)の日本シリーズ進出を決めた。工藤公康監督(52)は今季のキャプテンに指名した内川聖一外野手(33)の胴上げの輪に入り、重責を背負わせたことへの思いを口にした。

 自身が胴上げされた後、孫正義オーナーに続き、内川の胴上げの輪にも加わった。お立ち台でのインタビューでこのことに触れられると「日頃筋力を使わないので、こういう時に使いたいなと(笑)。孫オーナーには高く宙に舞ってほしかった。内川キャプテンにはキャプテンとして背負わせてしまった部分もたくさんあったので、受け止めてあげたいという思いで胴上げしました」と振り返った。

 内川はチームの盛り上げ役、柱としての役割を期待され12年の小久保裕紀氏以来空位となっていたキャプテンに指名された。CSでは第1戦から3試合連続で試合を決める打点を挙げる活躍で、工藤監督の期待に応えた。

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