張本氏、野球賭博「一生にかかわる」

 野球評論家の張本勲氏(75)が11日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)の人気コーナー「週刊御意見番スポーツ」で、巨人・福田聡志投手が野球賭博に関与していた事件について、野球人全体に対して「一生にかかわること。1日1日を大事に注意して生きてほしい」などと沈痛な面持ちでコメントした。

 張本氏はかつて自身が東映に在籍していた1960年代後半にも、プロ野球界は野球賭博に端を発した「黒い霧事件」が発生していただけに、福田投手のような選手が発覚したことについて「まだいたんだね。一生にかかわること。(福田は)リトルリーグから始めてからここまできて、子どももいる。(野球選手は)1日1日を大事に注意して生きてほしい」などと、誘惑の多い職業での“火遊び”が高じる後々までの破たんを示した。

 この日は、今季限りで現役を引退した中日・和田一浩外野手(43)がゲストコメンテーターとして出演。「野球が盛り上がっている中で残念です。ただ、今後はこういうことが起きないでほしい」と、今回の事件が拡大しないことを願っていた。

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