西武の右腕、西口が現役引退へ 通算182勝

 通算182勝を挙げている西武の西口文也投手(42)が19日、今季限りで現役を引退することが分かった。近日中に記者会見を行う予定。

 プロ21年目の今季は5月28日に交流戦の巨人戦で初登板したが、4回4失点で敗戦投手となった。それ以降は1軍での登板機会はなく、2013年から3年連続で白星を挙げていない。

 西口は和歌山商高から立正大を経て1995年にドラフト3位で入団。97年には初の開幕投手を務め、15勝を挙げて最多勝を獲得し、パ・リーグの最優秀選手、沢村賞など多くのタイトルに輝いた。通算成績は435試合に登板して182勝118敗6セーブ、防御率3・73。

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