「Ｕ－１８Ｗ杯・スーパーラウンド、日本５－２カナダ」（３日、舞洲）

　日本がカナダに快勝。「２番・左翼」でスタメン出場した杉崎成輝内野手（東海大相模３年）が初回に左翼二塁打、三回に右前打を放った。１次ラウンドの３１日・チェコ戦の最終打席から、４打数４安打だった１日・メキシコ戦と、３試合で７打席連続安打をマークした。

　六回には犠飛で追加点もたたき出した。頼れる２番打者は「ヒットより塁に出ることが大事なので、７打席連続出塁できたことがよかった」と自分の仕事に徹している。

　また、西谷浩一監督（４５）の打撃指導も好結果を生んでいる。打席に立った時に、ベンチから「ジェスチャーを交えて打球方向などを表してくれる。舞洲は風が強いからたたきつけろ、とか。イメージがわきやすい」と杉崎。「次戦も失策でも四球でも何でもいいから出塁したい」と話していた。