オリックス・吉田一、反省の丸刈り

 オリックスの吉田一が24日、ほっともっとフィールド神戸で行われた投手練習に丸刈り姿で登場した。

 前日は日本ハム戦(東京ドーム)に先発したが、3回2/3を4安打3失点で降板。「考え過ぎなのと、力みがあった。厳しいところを攻めすぎ、無駄な四球もあった」と反省。前夜、帰神後に頭を丸めたという。「切り替えていきます」と気持ちを新たにしていた。

 191センチ、92キロの吉田一は、青森山田高-日大を経てJR東日本から13年のドラフト1位でオリックスに入団。ルーキーイヤーの昨年は15試合に登板し5勝6敗の成績を残した。

 2年目の今季は開幕ローテーション入りを期待されたが、3月上旬に左脇腹を痛め、2軍スタート。5月26日のDeNA戦では今季初登板で先発したが、1回1/3を3失点だった。その際に首の右側を痛め、再び抹消。8月から先発ローテに入っているが、今季未勝利のままだ。

 登板翌日のこの日は、高山投手コーチのアドバイスを受けながら調整。「(同コーチに)『自分の力を出し切れていない。普通に投げれば抑えられる』と助言されました」と、ヒントを得たもよう。次回登板に期待がかかる。

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