オリ中島が球団通算8000号に王手弾

 「ソフトバンク2-1オリックス」(24日、ヤフオク)

 黄色く染まったヤフオクドームの右翼ホームランテラスに、オリックス・中島裕之内野手の一発が飛び込んだ。四回2死走者なしでバンデンハークの153キロをたたき、1点差に迫る7号ソロ。阪急時代から通じて球団通算7999本塁打で、メモリアルの8000号へ王手をかけた。

 「あと1本やね。“なんとかシート(ホームランテラス)”ができたし、いい角度で上がったから入ると思っていた」と会心の当たりを振り返った。

 自身にとっても6月24日・楽天戦以来、1カ月ぶりの本塁打。今季7本のうち、4本がヤフオクドームでの本塁打と相性の良さを見せつけた。「球場はたまたま。追い込まれていたし、ストレートのタイミングで振った」と狙いを定めていた。

 この日、気温34度を記録した猛暑の福岡。しかし、中島自身は「夏はもともと好き。寒い季節だとケガの心配があるが、夏はそれがない。体もよく動く」と夏男を自任する。暑い日も入浴を欠かさず、汗を出して疲れを取るなど、ケアを忘れない。

 しかし打線はつながりを欠き、2併殺で1点差の惜敗。福良監督代行は「ワンチャンスをなんとか、というところだったが…。もったいなかった」と悔しさをにじませた。

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