県岐阜商サヨナラV 高橋また登板せず
「高校野球岐阜大会・3回戦、県岐阜商5-4関商工」(12日、大垣)
春夏連続の甲子園出場を目指す県岐阜商が、延長10回サヨナラで関商工を破り、4回戦へ駒を進めた。阪神がドラフト1位の最有力候補に挙げる高橋純平投手(3年)は、初戦の2回戦に続いて登板しなかった。
試合は10回裏、無死一、三塁から、相手のバッテリーエラーでサヨナラ勝ち。決勝点が入ると、高橋は笑顔でベンチを飛び出し、仲間をたたえた。
高橋が2戦連続で登板しなかったことについて、小川監督は「あまり状態が良くない。次週は何とかさせたい」と語り、高橋自身も「全体のバランスがちょっと…」と、本調子でないことを明かした。あわや敗戦という大苦戦だったことについては「(自分が投げなくても)チームは大丈夫だと思っていました」と気丈に振る舞った。