女子プロ野球リーグ・兵庫ディオーネの厚ヶ瀬美姫内野手（２４）、里綾実投手（２５）が１２日、神戸市内で取材に応じ、ホーム開幕３連戦となる４月４～６日の埼玉アストライア戦（洲本市民球場）への意気込みを語った。

　今季から兵庫県淡路市を本拠地とし、地域に密着した球団を目指して活動していくディオーネ。今シーズンから選手兼任コーチとなる厚ヶ瀬は「どのチームよりも団結力があるし、伸びしろがあるチーム。開幕に向けてしっかりとレベルアップしていきたい」と抱負を述べた。

　昨季、２年連続の最多奪三振と最多投球回のタイトルに輝いた里も「開幕戦に勝って、いいスタートを切りたい。いろんな人に応援してもらえるように、熱い気持ちを持って頑張りたい」と、新シーズンへ決意をみなぎらせた。

　また同リーグはこの日、今季の試合形式を発表した。兵庫ディオーネ、京都フローラ、埼玉アストライアの３チームによるリーグ戦「ヴィクトリアシリーズ」を前後期制で実施。育成チームである東北レイアを含めた４チームで戦うトーナメント戦「ティアラカップ」なども実施する。