日本ハムの中田翔内野手が３０日、９日間のハワイ自主トレを打ち上げた。体の使い方を意識した、坂道トレーニングやロードワークを行ってきた主砲は「強力な下半身もできたと実感しています。例年以上に追い込めました」と手応えを明かした。

　昨年はベテランの稲葉、金子が引退。今季は中心選手の役割が求められる。「自らチームを引っ張って１年を通じてチームの４番として全力を出し、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と新たな目標を立てた。

　今自主トレでは清原和博氏などを指導したケビン山崎トレーナーが同行し、トレーニングを行った。同氏は「フィジカルコンディションは高いレベルでシーズンに送り出すことができました。ＣＳ時のような高い集中力を持って、シーズンを通じて活躍して欲しいと願ってます」とエールを送った。