ロッテ石川 新人王へプロ初完封10勝目
「ロッテ7‐0西武」(1日、QVC)
ロッテのルーキー石川が無四球のプロ初完封で10勝目を挙げ、新人王へ大きく前進した。
ロッテは四回に大嶺翔の犠飛で1点を先制。六回に角中の適時二塁打などで2点を追加し、七回には清田の4号2ラン、代打・デスパイネの12号ソロの連続本塁打で3点を加えた。八回にも吉田の犠飛で7点目と、大量得点でルーキーを援護した。
今季最終戦で西武打線を沈黙させた石川は「最終戦だったから、自分のことよりチームが勝って終われるようにと思って投げた。まだまだ不安定な部分が多い」。笑顔を見せながらもどこまでも自分に厳しかったが、新人王に水を向けられると「記者の皆さん、10勝しました。よろしくお願いします」と、茶目っ気たっぷりにアピールした。
最後は沸き上がる観客を前に「絶景で~す」と、おなじみのフレーズで締めくくった。