ソフトB摂津が右手打撲 打球当て降板

1回オリックス1死、ソフトバンク・摂津 正はオリックス・安達了一の打球を右手に受け降板する=京セラドーム(撮影・山口 登)
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 「オリックス‐ソフトバンク」(15日、京セラドーム)

 ソフトバンク先発の摂津が初回、1死走者なしで2番・安達のライナーを右手に当て、わずか10球で降板した。打球直撃後は親指付近を気にするそぶりをみせていた。

 摂津はその後、球場を離れて大阪市内の病院で治療を受け、右手親指の打撲と診断された。

 2番手・金無英が登板したが、続く糸井への初球で一塁走者の安達が二盗。捕手の二塁悪送球で三塁まで進んだ。糸井はすかさず中犠飛を放ち、オリックスが先制した。

 首位と2位の直接対決となった今回、摂津にかかる期待は大きかった。カード成績はここまで5分ながら直近3連勝と「眼下の敵」をほんろうしている。

 それだけに、立ち上がり早々での降板は秋山監督も予想もしていなかったはず。オリックス先手の試合はその後リードを広げられ、案の定苦しい展開となった。

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