ドジャース連敗、3連覇に黄色信号 山本由伸まさか今季最短KO「スプリットがうまく決められてなかった」

試合後、取材に応じる山本(撮影・小林信行)
 3回途中、降板する山本(共同)
 3回、イエリチに2点打を許した山本(共同)
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 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ブルワーズ7-4ドジャース」(12日、ミルウォーキー)

 リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、ミルウォーキーでのナ・リーグ第2戦はドジャースがブルワーズに4-7で敗れ、2連敗となった。先発の山本由伸投手(28)は2回2/3を4安打3失点で、今季最短での降板となった。大谷は4打数無安打。佐々木朗は1回無安打無失点だった。第3戦はロサンゼルスで14日午後5時(日本時間15日午前9時)に始まる。ア・リーグ第1戦はガーディアンズがレイズに7-3で勝った。

 敵地ファンの大歓声が渦巻く中、正面を見据えてマウンドを降りた。今季、メジャーで誰よりも多いクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を記録した右腕が三回を持たずにKOされた。

 「なんとか乗り切りたかったんですけど、うまく、決めきれず…」

 2夜連続の逆転負け。痛打を振り返る表情に悔しさがにじんだ。

 立ち上がりから異変を感じていた。1点の援護を受けた直後の一回。1死から連打であっさり同点に追いつかれた。「スプリットがうまく決められてなかった」。投球の軸である決め球が理想の軌道を描かなかった。

 再び1点をリードした三回は1安打2四球で2死満塁の窮地に陥る。「走者を背負い、慎重に投げた。何とか最後まで粘り切りたかったんですけど…」。元MVPイエリチに浮いたカーブを中前へ運ばれ、逆転された。

 昨年のPSから継続していた敵地登板の連勝は5でストップ。大きな期待を持って右腕を送り出したロバーツ監督は「明らかにキレがなかった。とても珍しいことだ」と語った。

 PS通算8勝&防御率2・47。山本が第2戦先発に抜てきされたのは6日後の第6戦の登板を可能にするため。「次(第3戦)はホームに戻るので、なんとか追いつき、4勝を取れるようにしっかり準備したい」。ナ・リーグ優勝決定シリーズ史上、2連敗したチームの敗退確率は85%。目標の三連覇に黄色信号が点滅する中、山本が平常心で中5日の調整に入る。

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