ロバーツ監督が異例の決断 2点差あと1死でスコット降板→フィリップス投入で逃げ切る ブービックも準備 ポストシーズン初戦からバタバタ クローザー問題再燃
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース5-3ブレーブス」(3日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が九回に非情采配を繰り出して逃げ切った。
シーズンでもクローザーを任されたタナー・スコット投手が4点リードの九回に登板。しかし先頭のアクーニャに安打を許すと、続くアルビーズに中越えの2ランを被弾した。快勝ムードが一転2点差に。スタンドはざわつき、ベンチのロバーツ監督も厳しい表情を浮かべた。
直後からブルペンではフィリップスが準備を始めた。オルソンは三ゴロに打ち取って1アウトを奪うと、ハリスも二ゴロに仕留めた。あと1人の状況となったところで指揮官はベンチを出て交代を告げた。
しかしフィリップスがデュボーンを四球で歩かせてしまい一発出れば同点の状況に。ここで左腕のブービックもブルペンで準備を始めた。最後はライリーを遊ゴロに打ち取り、逃げ切った。
ロバーツ監督はプレーオフのクローザー起用について、スコットを最優先に佐々木、ディアス、フィリップスの4人で選択していく考えを示した。まだ2点差の状況だったが、躊躇無く交代に踏み切った指揮官。ポストシーズン初戦で今後のクローザー起用が不透明となる中、異例の決断で逃げ切った。
試合後には「アクーニャを抑えられると思ったが、相手がいい打撃をした。その後、アルビーズにカッターかスライダーかをホームランにされた。良い球を投げていたので方針を変えるつもりはない」と語り、スコットの優先順位は変わらないとした。佐々木登板の可能性は?と問われると「最初からデュボーンに対してエバン(フィリップス)を当てるつもりだった。ロウキよりエバンをイニング途中で使うことの方が安心できるので」と説明していた。
