カブス・鈴木誠也 逆転星呼んだ19号 4年連続20号王手 強豪ドジャース3連戦の初戦勝利 大谷と駆け引き楽しんだ
「カブス10-5ドジャース」(3日、シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(31)はシカゴでのドジャース戦に「2番・右翼」で出場し、一回に7試合ぶりの本塁打となる19号2ランを放ち、4打数1安打2打点だった。これでドジャース・大谷翔平投手(32)に続く4年連続20号に王手をかけ、チームの勝利にも貢献。大谷は「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打だった。
鈴木が攻守にわたる活躍で、同い年で仲のいい大谷がいる強豪ドジャースとの3連戦の初戦勝利に貢献した。「強い相手にこういう試合ができて、チームも盛り上がってくる」と充実した表情を浮かべた。
まずは打撃で魅せた。「一回に3点取られたが、チーム的に焦っていなかったし、僕もつなごうという意識で打席に入った」。3点を先制された直後の一回無死一塁で、左腕ロブレスキの高めにきた速球を力強くたたき、左翼席に運んだ。
「流れが相手にいき過ぎない打撃ができた。あの一本は大きかった。いい形でホームランになった」と鈴木。これで大谷の6年連続に続く4年連続20号へ、王手をかけた。また、守備では六回、右翼フェンス直撃の打球を素早く処理し、ワンバウンド送球で二塁を狙った打者走者を刺した。
3月のWBCで日本代表として共に戦った大谷とは、駆け引きを楽しんだ。一回の守りで右前へ落ちた安打に対し、グラブを掲げて捕球するふりをして、一塁走者の大谷をけん制。慌てて二塁に到達した大谷が楽しそうに鈴木に合図を送った場面もあった。
2年連続のプレーオフ進出を狙い、カブスはワイルドカード争いのトップにつける。大事なシーズン佳境へ向け、チームをけん引する主砲は「まだ試合数はある。一戦一戦、戦っていければ」と言葉に力を込めた。
