佐々木朗希 脚がつっても5勝目 六回急変2失点も本拠ファン称賛 後半戦3戦2勝&防御率1・50 ロバーツ監督「別人のよう」

試合後に取材に応じる佐々木(撮影・小林信行)
 6回、押し出し四球を与え降板するドジャース・佐々木朗(AP=共同)
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 「ドジャース6-2マリナーズ」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手(24)が、ロサンゼルスでのマリナーズ戦に先発し、5回1/3を投げて5安打7奪三振2失点で5勝目(5敗)を挙げた。六回は脚がつって投球を乱したが、最速163・3キロを計測した直球と変化球で五回まで無失点に抑える好投。チームの4カード連続勝ち越しに貢献した。大谷翔平投手(32)は左膝痛のため、19試合ぶりに欠場した。

 本拠地を埋めたファンからスタンディングオベーションを送られた。五回まで無失点。5点リードの六回に突然崩れて、2走者を残して降板した佐々木だったが、チームに勝利をもたらすには十分の好投だった。

 一回、1死二塁のピンチで異例の行動に出た。カウント0-2から投じた内角低め159キロ直球をボールと判定され、初めて自分の頭をポンポンとたたき、ABSチャレンジ権を発動した。

 「春先から自分の中で惜しいな、なんか微妙だなってところは毎回確認してきた。あの一球には自信があった」。ド軍先発陣ではここまで大谷が1度だけ行使した権利。判定が覆って見逃し三振となると、場内は大きな盛り上がりを見せた。

 六回に3長打2四球で2点を失って降板。ロバーツ監督は「脚がつったと聞いた。多分、ふくらはぎだと思う」と暗転の理由を説明したが、本人は体の異変を言い訳にすることなく「もう少し工夫できた」と反省した。

 後半戦3登板は2勝0敗、防御率1・50。尻上がりに調子を上げ、指揮官も「前半戦とは別人のよう。より自信を増しているし、迷いなく、確信を持って投げている」とたたえた。3連覇が懸かったシーズン。昨年の佐々木は救援投手に配置転換し、新守護神として連覇に貢献した。しかし、今季は違う。「このまま先発としてチームの力になりたい。今は与えられた仕事を目いっぱいやる」。残り2カ月。プレーオフの先発枠争いは登板するたびに激しさを増していく。

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