佐々木朗希 初のABSチャレンジは「自信ありました」前半戦中に何度も確認→初めて自ら発動で見逃し三振 5勝目引き寄せた要因に

 「ドジャース6-2マリナーズ」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が6回途中2失点で自身2連勝の5勝目をマークした。試合後には「あの1球に関しては自信があったのでやりました」と流れを引き寄せた初回のABSチャレンジについて振り返った。

 初回、1死一塁からカンゾーンに対して内角低めのフォーシームがボールと判定された。ここで佐々木はすぐさま頭をポンポンと叩いてABSチャレンジを要求。それを見たラッシングも同様の仕草で球審に伝えた。

 ボールは約3分の1、ストライクゾーンにかかっており判定が覆って見逃し三振。スタンドはどよめき、ピンチを未然に防いだ。佐々木にとって自らの意思でABSチャレンジを行使したのは初めて。ドジャースの先発陣では大谷が1度だけという状況の中、敢然と自らの意思を主張し、価値ある1アウトを奪ったことで勢いに乗った。

 「春先からずっと毎イニング自分の中で惜しいな、微妙だなというところは振り返って確認していた。前半戦はずっと繰り返していたので、あの1球に関しては自信があったのでやりました」と佐々木。その後、牽制悪送球で2死二塁のピンチを背負ったが、4番・ロドリゲスを左飛に打ち取った。直後にベッツの2点二塁打で主導権を引き寄せると、テンポを上げた。5回まで無失点の快投。100マイルを連発し、マリナーズ打線に付け入る隙を与えなかった。

 「5回までボールもよかったですし、ラッシングのリードに応えて」と佐々木。六回に突如崩れてしまい、アロザレーナの適時二塁打と押し出し四球で2失点。1死満塁のピンチを招いて降板したが、「六回はジャックに助けられて。5回までのイメージは残していて、3巡目の反省として次に生かせていければ」と言う。

 それでも後半戦は3試合連続で先発投手としての役割をしっかり果たした。スネル、グラスノーが復帰へ向けて着々と準備を進めている中で「先発として使ってもらっていますし、先発ピッチャーとして力になりたい。ポストシーズンは別物ですので、そこはシーズンが終わって考えればいいのかなと。今は与えられている仕事を精一杯やりたいなと思います」と力を込めた。

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