ロバーツ監督、打者・大谷を絶賛も投手・大谷の復帰には慎重 8月登板は絶望的か「今からでも3週間以上かかる」

 「ドジャース6-7マリナーズ」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は「1番・指名打者」で出場し、一回の第1打席で10戦45打席ぶり、後半戦初となる23号先頭打者本塁打を放つなど、4打数3安打3打点、1四球の活躍を見せたが、後続にあと1本が出ず、惜敗した。

 大谷は左膝炎症と右上腕違和感の影響で3日のパドレス戦を最後に打者に専念。患部の治療のため、14日のオールスター戦を辞退した。17日から再開された後半戦は前日まで9試合で打率・184(38打数7安打、10三振)、0本塁打、3打点、OPS・483と本来の力を出し切れていなかったが、この日は、初回からエンジン全開。サイクル安打まで三塁打を残す猛打で劣勢のチームを鼓舞し続けた。

 ロバーツ監督は試合後の会見でこの日の大谷の打撃について開口一番、「今夜の彼はいつもの彼に見えた」。後半戦9試合が東海岸3都市の遠征で、試合のなかった23日はワシントンDCのホワイトハウスでトランプ大統領を表敬訪問する過密スケジュールだったことを踏まえ、「遠征続きでチーム全員がかなり疲れていたと思うし、オフを挟んでリフレッシュして戻ってきたことで、本来の姿に近づいたように感じた」と語った。

 九回裏に右中間へ適時二塁打を放ち、敵失で一気に三塁を陥れた走塁について「動きは良かったし、本人もいい感触を持っている」と話す一方で、最後の登板から約3週間の間隔が空いている投球については「(打撃が良くても)投げさせられるほど万全かと言えば、そこまでは回復していない。だから、投げるとなれば、必ずビルドアップする時間が必要になる。逆算して3週間以上はかかるだろう。正直、その先がどうなるかは誰にも予測できない」と白紙を強調。8月の投手復帰も厳しい状況にあることを示唆した。

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