ドジャースが連敗阻止 佐々木朗希6回3失点の粘りが勝利に結実 ベッツが八回に決勝打 大谷翔平は3戦連発ならず4試合ぶり無安打
「ドジャース4-3ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースがムーキー・ベッツ内野手の決勝適時打で接戦を制し、貯金を再び「28」へ戻した。先発の佐々木朗希投手は6回3失点で5登板ぶりのクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成するも、前半戦は7登板連続未勝利で終了。3戦連発に期待がかかった大谷翔平投手は4打数無安打に終わり、4試合ぶりのノーヒットゲームになった。
先発の佐々木は二回、1死からキャロスに高めのフォーシームをとらえられた。さらに2死後、ジュリエンに浮いたスプリットを完璧に捉えられ、右中間席にたたき込まれた。
思わずマウンドで苦笑いを浮かべた佐々木。三回には先頭四球から暴投も絡んでピンチを広げ、モニアックの犠飛で同点。スタンドにはタメ息が充満したがここから踏ん張った。
四回無死二、三塁のピンチも連続三振などで切り抜け、スコアボードにゼロをともした。この日最速となる101・1マイルのフォーシームを軸にギアを上げた。五回、六回と連続して三者凡退。4勝目はならなかったが5登板振りにQSを達成。ベンチでは笑みもこぼれた。
前回登板のパドレス戦で投球フォームのクセが相手にバレている疑念が生じた。そのため佐々木は登板2日前のブルペンから念入りにフォームを確認し、グラブの小指部分の紐も短く切った。修正を重ねて上がったマウンドで復調気配を感じさせる6回3失点だ。
八回、3番手のベシアがマウンドに上がった中で先頭を平凡な三ゴロに打ち取ったかに思われたが、一塁へ痛恨の悪送球。これが引き金となりマッカーシーのエンタイトル二塁打で無死二、三塁とピンチを広げた。2死満塁となったところでロバーツ監督はエンリケスを投入。九回をスコットが無失点に抑え、最少リードを守り切った。
大谷はメジャーデビューを果たしたばかりの右腕・ヒューズに大苦戦。タイミングが合わず右飛、三振、左飛。八回の打席では右腕・センザテーラに見逃し三振に倒れ、4打数ノーヒットに終わった。
チームは初回にコールがABSチャレンジに2球連続で失敗。いきなり権利を喪失してしまう中で、二回以降15人連続アウトに倒れるなど強力打線が陰をひそめた。それでも八回にエドマン、フリーマンの連打で好機を作ると、ベッツが中前に勝ち越しの適時打を放った。
これでチームは連敗を阻止。佐々木の粘りの投球が白星に結びついた形になった。
