大谷翔平 今季初黒星もMLBトップ防御率0・60 投手専念で6回5安打2失点、術後最多104球で9K
「ドジャース1-2マーリンズ」(28日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)はロサンゼルスでのマーリンズ戦に投手専念で先発登板し、6回5安打2失点(自責点1)で今季初黒星(2勝)を喫した。2023年9月に受けた右肘手術後で最多の104球を投げた。9三振を奪い、メジャー通算700Kにも到達した。チームは1-2で敗れ、連勝が3でストップした。
今季初の中5日の登板で開幕から5試合連続クオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成。先発の役割を果たしたが、打線の援護なく初黒星を喫した。「全体的な感想としてはあんまり良くなかった」。大谷がシーズン最多104球を冷静に振り返った。
球団恒例行事「女性デー」の企画で真美子夫人が選んだ人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の曲に乗ってマウンドへ。初回は2者連続三振を奪うなど無失点。ところが二回に先頭に死球を与えた後、二盗阻止の送球がそれて3年ぶりの失策。先制点につながった。
登板前から投球動作に違和感があった。「腕が下がり気味かなっていうボールの動き方をしていた」。初回には首を気にするしぐさも見せた。五回には制球を乱し、適時打を許して2失点目。「悪い流れを攻撃面に持ち込んでしまった」と自分を責めたが、ロバーツ監督は「勝たなくてはいけない試合。彼を大いにたたえたい」と言った。
二刀流の疲労を軽減するため、15日のメッツ戦に続いて投手専念。登板2日前に球団から方針を伝えられた大谷は「個人的にはどっちでもいいというか、行けと言われた方で行きたい」と淡々。「完全にチームに任せています」と言った。
今季は3年ぶりに開幕から二刀流で出場。打撃は例年通りのスロースタートだが、投手としてメジャー全体1位の防御率0・60を記録している。開幕から1カ月が経過。日本投手初のサイ・ヤング賞への道を突き進んでいる。
