ツインズ指揮官がABSチャレンジ関連で初の退場 2点を追う九回の攻撃で四球の判定が2度覆る
「オリオールズ8-6ツインズ」(29日、ボルティモア)
ツインズのシェルトン監督が今季から導入されたABS(自動ボールストライク)チャンレンジシステム関連で初めての退場者になった。
6-8で2点差を追うツインズの九回の攻撃。1死一、二塁でカウント3-0からベルが低めを見送り、球審はボールと判定。四球を選んだかに見えた。ここでオリオールズの捕手・ラッチマンがABSチャレンジ。ボールが低めギリギリにゾーンを通過しており、ストライクに覆った。
その後、フルカウントとなり6球目は外角へのスライダー。これも球審がボールと判定しベルは一塁へ歩いたが、今度は投手の守護神・へルズリーがABSチャレンジを要求。これもわずか0・3インチ(約7・6ミリ)、外角ギリギリでゾーンを通過しており、判定がストライクに覆って見逃し三振に倒れた。
これにツインズのシェルトン監督が抗議。へルズリーがチャレンジを要求したタイミングが遅かったとして口論となり、退場を宣告された。
リプレー映像ではへルズリーはボールの判定直後に右手で帽子を触れており、球審が気づいていないと思ったのか再度、帽子に触れ直している。
試合はその後、2者が凡退して反撃機を生かせずツインズが敗れた。
大リーグ公式サイトはテオ・デローサ記者の「最終回にABSチャレンジで試合の流れ一変 オリオールズが2度成功」とする記事を掲載。シェルトン監督の「へルズリーが帽子に触れてチャレンジを要求したタイミングが遅かったと思った。私にはそう見えなかった。3秒以内にやるべきだ」とのコメントを紹介。一方で見逃し三振に倒れたベルは「いい球だった。脱帽だよ」とコメントし判定を受け入れたとした。
ABSチャレンジはストライクやボールの判定を機会が補助する
両チームとも2度、球審の判定に異議を申し立てられる。投手、捕手と打者に権利が与えられ、投球後、2秒以内(プレーが続く場合はプレー後)に帽子かヘルメットを叩いて要求しなければならない。
