山本由伸、3回2失点 先頭弾含む5長短打許すも無四球4奪三振 最速156キロ 侍ジャパン合流前最終登板
「オープン戦、ジャイアンツ-ドジャース」(27日、スコッツデール)
ドジャースの山本由伸投手が中5日のマウンドで3回5安打2失点無四球、4奪三振だった。52球を投げてストライク37球、ボール15球。最速は156キロだった。来月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加が決まっており、この日が日本代表合流前最後の実戦調整だった。
前回、実戦初登板となった21日のエンゼルス戦では二回途中、30球を投げて3安打2失点(1自責)無四球、3奪三振だった山本。5日間の調整をへて臨んだマウンドでいきなり被弾した。
昨季30本塁打の強打の遊撃手アダメスに対し、フルカウントから投じた外角低めカーブをバットの先で捉えられ、左翼芝生席最前列まで運ばれた。空気が乾燥し、打球が飛びやすいことで知られるアリゾナ特有の当たりだった。
後続をスプリットで空振り三振、投ゴロに仕留めた後、首位打者3回のアラエスにはカウント1-1から浮いた変化球を中前へはじき返されたが、5番ベイダーをカウント3-0から高め変化球で二ゴロに仕留めた。
二回もピリッとしなかった。先頭チャプマンにはカーブを中前打。7番ラモスにはカウント1-1から甘く入った内角低めスプリットを左翼線二塁打にされ、後続の遊ゴロの間に2点目を失った。なおも1死三塁のピンチを背負ったが、後続を変化球で連続三振に斬って追加点を許さなかった。
この日は3イニングを予定。最後のイニングは先頭エルドリッジからスプリットで空振り三振を奪ったが、続くベイリーをカウント1-2と追い込みながらシフトの逆を突く三塁内野安打を許す。走者を背負いながら、4番アラエスを二直に、途中出場のマクレーを遊ゴロで締めくくった。
メジャー3年目。昨季はエースとしてチームでただ一人、東京開幕戦からローテーションを守り切り、30先発、173回2/3を投げて12勝8敗、防御率2・49をマーク。サイ・ヤング賞の記者投票では3位に入った。
ポストシーズンでは無双の投球で10登板、37回1/3を投げた。ワールドシリーズでは2試合に先発し、最終第7戦では「中0日」で抑えとして登板し、3勝、防御率1・02を記録し、シリーズMVPを獲得した。
WBCでは一次ラウンド初戦、3月6日の台湾戦に先発する見込み。





