元本塁打王アロンソ、オリオールズと5年240億円合意 7年通算264本塁打 岡本和真や村上宗隆の交渉に影響も 公式サイト
メッツからFAになった元本塁打王、ピート・アロンソ内野手がオリオールズと5年1億5500万ドル(約240億円)で合意した、と10日(日本時間11日)、大リーグ公式サイトが伝えた。
2016年ドラフト2巡目でメッツ入り。メジャー1年目の19年にいきなり53本塁打を記録してタイトルを獲得。120打点、OPS・921を残すなど、メジャー界を驚嘆させた。22年には打点王に輝くなど、メジャー7年で30本塁打超を6度、100打点超を4度マークしている。
今季は全162試合に出場し、打率・272、38本塁打、126打点、リーグ最多41二塁打、OPS・871。通算成績は打率・253、264本塁打、712打点、OPS・857.球宴5回(19、22~25年)。
今オフのメッツは他球団流出を阻止すべく、FAになった抑えのエドウィン・ディアスに単年2202万5000ドル(約34億円)のクオリファイングオファーを提示したが、拒否。ブルペンの柱を失う一方でヤンキースからFAになった抑えのデビン・ウィリアムズ投手と3年5100万ドル(約79億円)の大型契約で合意した。今後はアロンソに代わる強打の内野手の獲得に動くとみられている。
野手のFA市場は、目玉選手の一人、ナ・リーグ二冠のカイル・シュワバー指名打者兼外野手がフィリーズと5年1億5000万ドル(約232億円)で再契約。この日のアロンソの合意により、同じ強打の内野手で、現在、ポスティングシステムを使ってメジャー球団と交渉しているヤクルトの村上宗隆内野手や巨人の岡本和真内野手のチーム選びにも影響を与えるとみられる。





