死闘決着のWS 崖っぷちだった山本由伸 明暗分けたBジェイズのプレーに米焦点「異常な短さ」「トロントがタイトルを獲得できなかった理由」当人は「留まれと…」

 米大リーグのワールドシリーズは第7戦までもつれ込んだ激闘の末にロサンゼルス・ドジャースが2連覇を達成した。死闘となった第7戦で明暗を分けた九回裏のプレーが物議となっている。

 同点の九回裏、ドジャースはスネルが1死一、二塁のピンチを招き、前日先発の山本由伸を登板させた。山本はカークに死球を与えて満塁。崖っぷちに追い込まれた。7番のバーショは二塁へのゴロ。ドジャースの二塁、ロハスはややつまずきながら捕球し、本塁へ送球。間一髪アウトを奪ったが、この時、代走で起用されていた三走のカイナーファレファのリードが小さかったという。。

 ESPNはカイナーファレファのリードを「7、8フィート(2・1メートルから2・4メートル)の異常な短さ」と指摘。同選手の「(ベンチから)べースの近くに留まるように言われた。ライナーでの併殺を嫌っていた。リードを小さくし、セカンダリー(第2リード)を小さくすることを望んでいたのでそうした」とのコメントを紹介した。また「ジ・アスレチック」のクリス・カーシュナー記者は「小さなリードとセカンダリーの欠如が、トロントがタイトルを獲得できなかった理由だった」と指摘した。

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