ドジャース、逆転負けで王手ならず 大谷翔平はWS初登板で7回途中4失点初黒星 7戦ぶり無安打 ロバーツ監督の継投策裏目 最終決戦は敵地トロント

 「ワールドシリーズ・第4戦、ドジャース2-6ブルージェイズ」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースは逆転負けで2勝2敗のタイに持ち込まれた。大谷翔平投手がワールドシリーズで初先発するも7回途中4失点で初黒星を喫した。打っても3打数無安打1四球で7試合ぶりにノーヒットに終わった。

 悪夢が襲ったのは1点リードの三回のマウンドだ。1死一塁からゲレーロJr.に浮いたスイーパーを完璧に捉えられしまった。打球は左中間スタンドへ弾丸ライナーで着弾。「悔やまれる1球」と失投が逆転弾につながった。

 前日の延長18回、6時間39分の死闘を感じさせない立ち上がりだった。初回、先頭ルークスの左邪飛をキケ・ヘルナンデスがフェンスに身を乗り出してキャッチすると思わずマウンドでバンザイした。そして2死一、二塁のピンチを招くも、鮮やかに切り抜けた。二回は三者凡退に抑えて、味方の先制点を呼び込んでいた。

 それだけに痛かった1球の失投。ただゲームを壊すことなく、四回から五回にかけて4者連続三振をマーク。六回もしっかり抑えてクオリティースタートを達成した。球数は90球。ここで降板かと思われたが、ロバーツ監督は七回のマウンドにも大谷を送った。これが完全に裏目に出てしまった。

 先頭のバーショに右前打を浴び、続くクレメントには左中間フェンス直撃の二塁打を許した。わずか3球で招いたピンチ。ここでロバーツ監督は交代を決断。ファンはスタンディングオベーションで出迎えたが、大谷本人は厳しい表情を崩そうとはしなかった。

 後を受けたバンダが残した走者をかえしてしまい大谷は計4失点。さらに代わったトライネンが連続タイムリーを浴びて一挙4点のビッグイニングを作られてしまった。ロバーツ監督の継投策が裏目に出てしまった形だ。

 バットでは初回の第1打席で冷静に四球を選び、ワールドシリーズ記録を更新する11打席連続出塁、6打席連続四球をマーク。だが第2打席では空振り三振に倒れ、第3打席は外角低めの変化球を見極めたが球審はストライク判定。思わず打席で「オーマイ!」と悔しさをにじませた。

 試合後、大谷は「昨日の試合がどうこう言うつもりはない」と語りつつ「ブルペンの時から体の動きがよくなかった」とも明かした。今後については「いつでもいけるように」とリリーフ登板も辞さない構えだ。

 チームも二回にキケ・ヘルナンデスの犠飛で1点を挙げた以降はブルージェイズ投手陣の前に沈黙。前夜、延長18回の死闘の影響を隠せず、七回にはポストシーズンで大不振のパヘズをベンチに下げてコールを代打で起用したが起爆剤にはならなかった。九回に1点を返すも反撃はそこまで。ネクストバッターズサークルで待つ大谷の目の前で試合は終わった。

 これでシリーズ2勝2敗となり、あすの本拠での第5戦をへてトロントでの第6戦以降が実施されることが決定。長距離移動&時差がある中での過酷な戦い。2年連続のワールドシリーズ制覇へ、王手をかけて本拠地を離れたい。

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