大谷翔平の異例の行動も「驚きはない」指揮官が絶賛「誰もがチームMVPになり得たことを理解している」「素晴らしいこと」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は21日(日本時間22日)、オンライン取材に応じ、大谷翔平投手がMVPトロフィーをクラブハウスに置いたことについて「驚きはない」と語った。
前日、ワールドシリーズへ向けて練習を公開したドジャース。クラブハウスの中央には大谷がナ・リーグ優勝決定シリーズで受賞したMVPのトロフィーが置かれた。刻印部分を隠すように、「TEAM EFFORT」(チーム努力)と書かれていた。
受賞したのは大谷だったが、全員で獲得したという思いが込められたメッセージ。指揮官は「ショウヘイは本当に素晴らしいチームメート。あの賞は“チームとして”のものだった。ショウヘイは第4戦で活躍したが、第1戦から第3戦でスネルや、山本、テオスカーなど誰もがチームMVPになり得たことを理解していた」と評した。
その上で「彼がそれを認識していたのは素晴らしいことだし、それこそがショウヘイがいかに素晴らしいチームメートであるかを物語っている」と語ったロバーツ監督。実際、大谷は受賞直後に「本当に全員がいい仕事ができて、勝ち取った4戦だった」と語っていた。大谷の粋な計らいに、球団関係者は「翔平らしいね。翔平はいい人間だ」と語っていた。
大谷はブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦、投打二刀流で出場。投げては七回途中10奪三振無失点、打っては3本塁打と異次元の活躍を見せ、MVPとなった。





