ドジャースに悪夢 カーショーが一挙5失点でド軍ファンが続々と家路に→スタンドガラガラ状態 ロバーツ監督の続投判断が裏目に ベンチで厳しい表情
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-8フィリーズ」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースのクレイトン・カーショー投手が6年ぶりのポストシーズン救援登板で5失点の炎上。シュワバーにダメ押し2ランを被弾した直後、ドジャースファンが続々と家路についた。
七回、マウンドに向かうカーショーに大歓声が降り注いだ。ピンチを招くも味方の好守に助けられ無失点。ここで降板かと思われたが、ロバーツ監督は続投判断。2イニング目にまさかの悪夢が待っていた。
リアルミュートに痛恨のソロを被弾すると、一気にリズムが狂った。四球にマンシーの失策も重なり、1死二、三塁のピンチを招くとターナーに2点タイムリーを浴びた。さらに続くシュワバーには右翼へダメ押し2ランを被弾。直後、レジェンドの惨めな姿は見たくなかったのか、ドジャースファンは続々とスタンドを離れた。ベンチのロバーツ監督も厳しい表情を浮かべていた。
八回裏の攻撃が始まる前には本拠地のスタンドがガラガラ状態に。最終的に1-8で大敗を喫してしまったドジャース。2勝1敗とまだ有利な状況だが、1試合2発のシュワバーなど打線全体を起こしてしまった可能性がある。2勝2敗のタイとなれば、第5戦は熱狂的なファンが待ち受ける敵地でのゲーム。それだけに本拠地で地区シリーズ突破を決めたいところだ。





