崖っぷちのカブスが本拠地で意地の1勝!初回4得点を必死の継投で逃げ切る 鈴木誠也は3試合連続長打をマーク

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、カブス4-3ブルワーズ」(8日、シカゴ)

 敵地で連敗したカブスが逃げ切り1勝2敗とした。鈴木誠也外野手は3試合連続長打となる左中間二塁打を放つなど、4打数1安打だった。

 1点を追う初回にブッシュの先頭打者アーチですぐさまし合いを振り出しに戻したカブス。さらにクロウアームストロングの2点タイムリーで勝ち越しに成功すると、さらに1点を加えて一挙4点のビッグイニングを作った。

 しかし以降は追加点が奪えず。三回に鈴木誠也外野手が地区シリーズ3戦連続長打となる左中間を真っ二つに破る二塁打でチャンスメークし、無死一、二塁と好機を広げたが後続が走者を進められずに凡退。クロウアームストロングはハーフスイングの判定に激高するなど、焦りが見えた。

 それでも投手陣が奮闘。先発のタイロンは4回2失点で降板すると、リリーフ陣が1失点に抑えた。八回途中から登板したケラーは2死満塁のピンチをしのぎきった。

 敵地で連敗し本拠地に戻ってきたカブス。負ければプレーオフ敗退が決まる一戦で意地を見せた。

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