ドジャース 8点リードの八回に救援陣がまさか スタンドからブーイングわき起こる異様な雰囲気 エンリケスが1死も奪えず炎上→ドライヤーが切り抜ける
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース10-5レッズ」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースが大量8点リードの八回にリリーフ陣が不安を露呈してしまった。
先発のスネルが7回2失点の好投でマウンドを降りた。ファンもスタンディングオベーションだったが、空気が一変したのは八回だ。
2番手のベシアが安打と四球で1死一、二塁のピンチを招いた。ここでロバーツ監督は3番手にエンリケスを投入。だがアンドゥハーに四球を与え、スチュワートに痛恨の押し出し四球。3ボールになるとスタンドから大歓声と拍手が送られたが、押し出し四球を与えると一気にブーイングへと変わった。
さらにスティアに倒してもフルカウントになるとスタンドから拍手がわき起こったが、中前適時打を浴びた。ここで指揮官がベンチを出るとファンはブーイングを浴びせていた。
代わったドライヤーもデラクルーズに押し出し四球を与えてしまうと、スタンドのドジャースファンは思わず頭を抱えた。スティーブンソンにもボールが続くと再びブーイング。逆に追い込むとファンが総立ちとなる異様な展開となり、11球の勝負となり低めの変化球で空振り三振を奪い2死までこぎつけた。最後はヘイズを一飛に打ち取り、左腕は傷口を最少にとどめた。
九回はトライネンが2者連続三振を奪った。2死から中前打を浴びたが、制球を乱すことなく無失点でゲームを制した。これでドジャースは地区シリーズ進出に王手をかけた。





