ドジャースが悪夢の同一カード3連敗 ベッツのソロなどで完封負け阻止も…スネルが新人捕手と息合わず痛恨の炎上 大谷翔平は無安打
「パイレーツ5-3ドジャース」(4日、ピッツバーグ)
ドジャースが最終回の反撃及ばずナ・リーグ中地区最下位のパイレーツにスイープされた。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場するも3打数ノーヒット、2三振に終わった。
初回、スキーンズとの対戦で粘りを見せるも空振り三振に倒れた大谷。三回の第2打席では冷静に四球を選んで好機を拡大したが、続くベッツが凡退して好機を生かすことができず。第3打席も空振り三振に倒れ、第4打席は前日に絶叫内野安打を放ったシスクとの対戦。外角スライダーに泳がされて二飛に終わった。
前日に得点圏で11打数無安打と大拙攻で完封負けを食らった打線。この日は二塁にキム・ヘソンをスタメン起用したが起爆剤にはならなかった。それでも九回にベッツの15号ソロで一矢を報い、T・ヘルナンデス、コンフォルトの連打で1死一、三塁の好機を作り、パヘズの適時内野安打、ロハスのタイムリーで2点差に迫った。だが反撃もここまでだった。
投げては先発のスネルが5回5失点KO。正捕手のスミスが前日の試合で右手にファウルチップを受けたことでラッシングとバッテリーを組んだが、初回先頭でいきなり新人捕手が一塁へ悪送球。三回にはバッテリーエラー連発からピンチを招いて中前適時打で先制点を失った。
五回には3連打からピンチを広げて一挙4失点。ロバーツ監督はこの回限りでの降板を決断した。
これでチームは痛恨の同一カード3連敗。ナ・リーグ西地区で2位・パドレスとは2ゲーム差となった。さらにプレーオフのシード権を争うフィリーズとは3ゲーム差に開いてしまった。





