4敗目の山本由伸「本当に悔しい気持ち」制球難の要因は「小さなズレ」「何とか立て直そうとしたがいい投球ができなかった」
「ドジャース3-7ヤンキース」(1日、ロサンゼルス)
ドジャースは完敗を喫し、連勝が2でストップ。山本由伸投手は四回途中4失点で4敗目を喫した。大谷翔平投手も4打数無安打で援護できなかった。
山本は試合後、「立ち上がりからあまりコントロールして投げられず、何とか立て直そうとしたが、あまりいい投球ができなかった」と落胆。「スプリットだけじゃなく、ストレート、カーブも全体的にうまくコントロールできなかった」と振り返った。
山本は初回1死一塁で3番ジャッジを迎え、一邪飛。だが、ライスに四球を与えると、ドミンゲスに左前適時打を許した。三回もジャッジに四球を与えると、ライスに中越えに2ランを運ばれた。その後、2死三塁から暴投で4点目を失った。
コンディションは全く問題なかったというが、「試合の中でうまくいかないとき、試行錯誤する方法がいくつか自分の中にある。それを試しながら投げていたが、何球かいいボールはありましたが、最後まで立ち直れず、交代となってしまったので、本当に悔しい気持ちです」と語った。
スプリットなど不調で、最後まで制球難を立て直せなかった。球数は3回2/3で96球。マウンド上で何度も首を振り、降板後はベンチで呆然とした表情を浮かべた。防御率は1・97から2・39に悪化し、リーグ3位となった。
制球難の要因については「試合前のブルペンは良かった。小さなズレです」とし、次回登板に向けては「シーズンの中でうまくいくこともあればうまくいかないこともありますし、特に調整を変える必要があるとは思ってないです」と前を向いた。





