佐々木朗希 3時間6分遅れのゲームでも初回を無失点 ピンチ招くもストレートで2K→5回3失点で初勝利の権利手に降板

 「ブレーブス-ドジャース」(3日、アトランタ)

 ドジャースの佐々木朗希投手が異例の3時間6分遅れでプレーボールがかかった中、先発マウンドに上がり、初回を無失点に抑えた。最終的に5回3失点と粘り、メジャー初勝利の権利を手にした。

 悪天候のため当初の予定より3時間6分遅れでプレーボールがかかったマウンド。異例のスタートとなった中、先頭のバーデューゴにストライクから入り、左飛に打ち取った。しかし1死から打ち取ったボテボテの三ゴロが不運な内野安打に。続くオズーナは変化球で追い込み、高めのフォーシームで見逃し三振に仕留めたが、オルソンは四球で歩かせてしまった。

 得点圏に走者を置いて打席にはマーフィー。カウント有利な状況から最後はストレートで見逃し三振に仕留めた。

 味方打線が1点を先制して迎えた二回は、安打と四球で無死二塁のピンチを背負う。1死後、ホワイトに右翼線へ適時三塁打を浴びた。なおも1死三塁と勝ち越しのピンチでアレンは三ゴロに打ち取り、バーデューゴを詰まらせての遊飛に仕留め最少失点で切り抜けた。

 大谷の勝ち越し弾などで2点のリードをもらって迎えた三回はライリー、オズーナを連続三振に斬った。オルソンは四球で歩かせてしまったが、次打者を三ゴロに打ち取ってスコアボードにゼロを刻んだ。直後に打線が一挙5得点の援護。四回にソロなどで2点を失ったが、五回を三者凡退に仕留めてメジャー初勝利の権利を手にした。

 佐々木にとってはメジャー7試合目の先発で、日本でも経験がないような大幅遅延。中断が2時間に及んだころにはベンチに出てきてグラウンドの様子を確認。イヤホンを耳につけ、集中力を切らさないように工夫を重ねていた。

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