カブス・カウンセル監督 阪神に脱帽「シーズンもいいところにいく」 わずか3安打完封負け「投球が非常によかった」

 「プレシーズンゲーム、阪神3-0カブス」(15日、東京ドーム)

 虎のホープに屈した。カブス打線は阪神・門別啓人投手に5回完全投球を許すなど、3安打無得点と沈黙。来日初戦は黒星スタートとなった。クレイグ・カウンセル監督は「今日はわれわれの打線がうまく機能しなかった。投球が非常によかった」と脱帽だった。

 テンポよく投げ込む左腕に凡打の山を築かれた。「とても重要なことですが、ストライクをよく投げてきて積極的でした」。ゾーン内で果敢に勝負してくる相手に主導権を握られた。

 七回に鈴木がヒットを放つなど、門別が降板後にチャンスを作ったが最後までホームは遠く。指揮官は「今日と明日の試合で選手を入れ替えながら、レギュラーシーズンが始まることに備えようと思う」と、思わぬ打線の湿り具合に、頭を悩ませる結果となった。

 ブルペンデーとなった投手陣も中盤に失点を重ね、終始劣勢の展開を強いられた。阪神の戦いについて「攻撃面では盗塁が武器になっているのもわかった。投手もいい。きっといいところ(高順位)にいくという印象を受けました」と絶賛。また、ライトスタンドでの鳴り物を使った応援には「非常に楽しんでいるように見えたし、熱狂的でチームを愛しているように感じた」と阪神ファンの印象も語った。

 16日に巨人とのプレシーズンゲームを終えると、次は18日のドジャースとの開幕戦。異国の地で、急ピッチで準備を進めていく。

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